もしぼくが大学の教授になったら、こんなふうにマーケティングを教えると思うんだ

将来やりたいことがない高校生・大学生のための、とりあえずビジネス思考基礎講座

大学生が英語力を上げるために、オススメしたい勉強法とオススメしない勉強法|高校生・大学生向けビジネス思考基礎講座【英語編】

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今日は直接マーケティングとは関係のないテーマです。英語の勉強法について。みなさんが仕事をする上で、英語の必然性はやはり高くなってくるでしょう。自動翻訳機の発達で、逆に英語力は不要になると考えている人もいるかもしれませんが、ビジネスの現場で英語を使う場合はやはり自分で聴いて話せることが重要だというのが今の所のぼくの結論です。現に、ぼく自身も仕事で英語が必要な環境に身を置き、それを痛感しています。※詳しくはこちらの記事をご参照ください→「人工知能の翻訳技術の発達で、英語学習は不要になるか|翻訳AIに超えられない3つの壁」

一方で、必ずしも高いお金をかけて留学をしたり、英会話スクールに通ったりできる人ばかりではないはず。今日の授業では、バイト代でなんとか英語を勉強したい大学生向けに、コストメリットの観点も含めて、オススメの勉強法とオススメしない勉強法をお伝えします。

今日の授業で学ぶこと

大学生が限られた自分のお金で英語を効果的に学ぶ方法

オススメしない英語勉強法

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まずは、オススメしない勉強法から。

TOEICの問題集を解く

TOEICの問題集を解くことが、英語学習の中心になるのはオススメできません。もちろん、TOEICは英語力を測る上でのわかりやすい数値ではありますし、内容もビジネスを前提としているので、問題文で扱うシーン自体は良質なものだと思います。ただ、あくまでTOEICの勉強はインプットに偏りすぎているので、問題集を解くことが勉強の中心になってもビジネスで英語を使える力には直結しません。もしTOEICのスコアが就職等で必要なら、テスト前に模擬テストを1回解くくらいで十分でしょう。テクニックで問題を解いても、本質的な英語力ではないので、解答テクニックに走ることはやめましょう。

文法問題と単語集の暗記

これも1点目とほぼ同じ理由です。話す英語力をつけたいなら、文法問題を解いたり、単語をひたすら暗記する日本的学習法からは早めに卒業しましょう。インプット(知っていること)と、アウトプット(使えること)は圧倒的に違います。スタート段階としては、文法知識は中学生レベルで十分で、それを「知っている」のではなく「使える」レベルに上げることが何より重要です。もちろん語彙力というのは非常な重要な要素ではあります。単語を覚えることが悪いといことではなく、単語集で「英語→日本語」という覚え方をすることが良くないという意味です。語彙力を鍛えたい場合は、文章を音読したり、文章ごと暗記するほうが遥かに有意義でしょう。

映画を字幕なしで観る

英語を字幕なしで観ることを目標に英語学習をスタートする人がいますが、これもオススメできません。なぜなら、英語を字幕なしで観るというのは、とても高い英語力が必要だからです。一つの分野にしぼって英語力をつけることは効率的ですが、あらゆるジャンルがある映画となるとあらゆる語彙力や背景知識が必要だからです。もし映画を英語学習に使いたいなら、1つの映画を何度も繰り返し見ましょう。英語の字幕で見るのはリスニングの練習として効果的だと思います。

カフェの英会話レッスン

個人契約のような形で、カフェで英会話レッスンを受けることも可能です。通常の英会話スクールに比べてレッスン料は安い場合が多く、学生のみなさんには魅力的かもしれません。ただ、これは全くオススメできません。なぜなら、こういったところで見つけられる英語教師は、外国人留学生等の人が多く、英語の「教師」ではないからです。日本語に置き換えて考えてみてください。外国人に「~は」と「~が」の違いを明確に説明したり、その人のモチベーションなども踏まえて上手くフィードバックしたりすることが、誰にできると思いますか?英語を話せる能力と英語を教える能力は全く違うんです。しかもそのレッスンに、1レッスン2,000~3,000円とか払うわけです。全くコストメリットに合っていません。

オススメの勉強法

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では、オススメの勉強法についてもご紹介します。

文型の理解

文法問題集でゴリゴリ文法問題を解くことはオススメできませんが、基本的な文型を理解することは非常に重要です。SVOCとか、高校の時に学習したと思いますが、あれです。どれが主語でどれが述語か、どれが名詞節で、どれが形容詞句で、どれが副詞節か、説明できますか?もし説明に不安があったら、一度高校1年生レベルの文法書などを見返してインプットしてください。これをわかっていると、英文が「単語」に見えていたものが、「文としてのカタマリ」に見えるようになってきて、読むスピードも理解力もかなり上がります。参考書1冊買えばこと足りるのでぜひ勉強してみてください。

瞬間英作文アプリ

瞬間英作文というのは、中学生レベルの文法を使ったシンプルな文章を、ひたすら「日本語→英語」に訳していくトレーングです。これがかなり効果的。英語をアウトプットする思考回路をが身につきます。ただし、書籍もありますがアプリを使うというのがポイントで、アプリだと同時に音声が聴けるからです。アウトプット力を鍛えながら、リスニング力も鍛えられて一石二鳥です。オススメの英作文アプリ「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフル」は1,200円程度です。有料アプリですが、コスパは非常に高いです。

オンライン英会話

これはいわずもがなでしょう。1ヶ月1万円前後で、スカイプで英会話レッスンを毎日受けられるサービス。アウトプットの機会をたくさんもつためには使わない手はありません。ただ一つ注意したいのは、教師の質。多くのオンライン英会話の教師は、学生や主婦など、英語を教えることのプロではありません。前述したカフェ英会話のレッスン同様に、教えるモチベーションやスキルが低い教師はたくさんいます。ただ、WEB上でテキストがきちんと用意されていることが多いですし、教師たちも最低限の研修は受けているはずなので、個人的にはカフェ英会話よりは遥かに信頼しています。

英会話スクールの短期集中コース

英会話スクールの短期集中コースを利用するのはオススメです。大手の英会話スクールに在籍している教師は、やはりオンライン英会話やカフェ英会話の教師よりも優秀です。もちろん個人差はありますが、教える熱意も持っている人が多いでしょう。時間あたりの価値はとても高いです。しかし、レッスン料は高価です。特に学生にとってはいくらバイトを頑張っていても安くはない金額のはず。だからこそ、ペースメイク的に短期集中のようなショートパッケージのコースを受講して、オンライン英会話との相乗効果を狙うことはオススメです。

アジア短期留学

そして、時間があれば、フィリピンやタイ、マレーシアなどの短期留学に行くのは非常に価値があるでしょう。ぼく自身もフィリピンのセブ島の語学学校に、1週間だけですが入って勉強しましたが、航空券合わせても10万円未満ですみました。正直教師たちの授業の質にはムラがあって、ずっと世間話をしている教師もいました。しかし、1日中英語を使う環境で生活できるのはモチベーションがかなり上がりますし、もちろんアウトプット量が格段に増えて英語の上達にもつながります。社会人になってからだと、とはいえ長期間の休みをとって留学に行くのは簡単ではありません。ぜひ学生のうちにトライしてください。

まとめ

英語学習において、オススメしない勉強法は、TOEICの問題集を解く、文法問題と単語集の暗記、映画を字幕なしで観る、カフェの英会話レッスン。オススメの勉強法は、文型の理解、瞬間英作文アプリ、オンライン英会話、英会話スクールの短期集中コース、アジア短期留学。以上、本日の授業はおわります!