もしぼくが大学の教授になったら、こんなふうにマーケティングを教えると思うんだ

将来やりたいことがない高校生・大学生のための、とりあえずビジネス思考基礎講座

恋のライバルに差をつける|高校生・大学生向けビジネス思考基礎講座【SWOT分析編】

今回の授業では、SWOT分析」を学んでみましょう。SWOT分析とは、企業がおかれる環境や自社の状況を分析するための定番のフレームワークです。今回はそのSWOT分析を使って恋愛の成功可能性を高める方法について考えてみたいと思います。自分の身近なことにあてはめてみることが大切です。では、早速ケーススタディを。

今日の授業で学ぶ事 

SWOT分析の意味と使い方

・あなたの恋のライバルに差をつける方法

CASE(事例)

大学のテニスサークルに所属しているあなたは、近くのグラウンドで練習しているラグビー部のA先輩のことが気になっています。A先輩とは、学科が同じなので顔見知りで、話したことがあるという程度の仲です。

しかし!なんと同じサークルのS子さんが先輩と仲良く食堂でランチを食べているのを目撃。落ち込むあなた。あなたなら、このA先輩との恋を成功させるためにどんな戦略を立てますか?

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Theory(セオリー)

今日は、「SWOT分析」を使います。SWOTとは、Strength=その人の強み, Weakness=その人の弱み, Opportunity=プラスの環境要因, Threat=マイナスの環境要因の頭文字をとったフレームワークです。

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ANALYSIS(分析)

では、あなたがおかれている現状をさっそくSWOT分析してみましょう!すると以下のことが見えてきました。 

Strength(あなたの強み)

・同じサークルに共通の友達がいる

・サークルが近くのグラウンドなので会う頻度が高い

A先輩が好き(らしい)黒髪ロングヘアーである

Weakness(あなたの弱み)

・口下手でなかなか話しかけられない

・先輩のLINEを知らない 

Opportunity(プラスの環境要因)

・先輩が好きなマンガの情報をゲット

・先輩は部活の練習後、大学の食堂でいつも一人で休憩しているらしい

Threat(マイナスの環境要因)

S子さんは服もおしゃれで可愛い

S子さんには彼氏がいないらしい

どうですか?あなたならこの分析を元にどんな戦略を立てるでしょうか?

SOLUTION(解法例)

例えば、この分析から、以下のような結論を出しても良いかもしれません。

・先輩は部活の後大学の食堂で休憩しているので、声をかけてまずはLINEを聞く

・自信がなかったら共通の友達を誘ってその時間に食堂に行ってみる

・先輩が好きなマンガを読んで、共通の話題で盛り上がる

S子さんの脅威は大きいのでうかうかはしていられない。スピード勝負

こんなふうに考えて、あなた自身の恋愛の戦略も立てられるかもしれません(気持ち悪い)。

SWOT分析の詳細

さて、SWOT分析について、概要しか説明していなかったので、企業の事例(マクドナルド)にあてはめてもう少し詳しく説明してみます。

Strength:自社の強み (内部環境)

まずStrengthは、自社の強みのこと。例えばマクドナルドで考えて見ると、価格の安さとか、全国どこにでもある規模の大きさなど、その企業の内部的なプラス要因です。あくまで、その企業の内部的な問題であることがポイントです。「内部環境」と書いてあるのはそういう意味です。

Weakness:自社の弱み (内部環境)

Weaknessは自社の弱み。マクドナルドで例えると、健康に悪そうなイメージをもたれていることなどのマイナス要因です。これも、その企業自身の問題であることがポイントです。

Opportunity:機会点 (外部環境)

Opportunityは機会点。言い換えると、外部的な「チャンス」です。例えばですが、海外の有名アーティストがハンバーガーを食べている様子をSNSにアップして、それを真似して多くの人がハンバーガーを食べるようになったとします。それはマクドナルドにとっては大きなチャンスですよね。こういった、その企業の問題ではないけど、世間で起きたことで、その企業の追い風になるようなこと(プラス要因)です。

Threat:脅威 (外部環境)

反対に、Threatは脅威です。例えば、マクドナルドと同じくらい美味しくて、価格も安く、さらには健康にも良いようなハンバーガーショップができて、それがどんどん人気になったらどうでしょう。マクドナルドにとっては脅威ですよね。こういった、自社ではコントロールできないところ(=外部)で起こるマイナス要因のことです。

SWOT分析の使い方

企業はこのSWOT分析を使って、自社がおかれている状況を分析し、事業戦略やマーケティング戦略に活かします。あくまで、この分析をすると自ずと正解が見えるというものではなく、この分析を踏まえて戦略を考えるということがポイントです。

例えば、SWOT分析をすると、マクドナルドより価格の安い競合が売り上げを上げていることが見えてきたとします。それを踏まえると、「さらに価格の安いハンバーガーを作る」「価格は高くても競合にはない具材を使ったハンバーガーを作る」など、いろいろな戦略を考えることができます。 

まとめ

今日は、自社の現状と環境を分析して今後の戦略をたてられるSWOT分析について学んでいただきました。よく復習しておいてくださいね。そこ!くだらない茶番とか言わない!今日の授業を終わります。